寿司と釣り、魚と戯れる日々

7月11日
先月Tさんとの釣行の時、寸又水系で行って見たい渓の話をしていて
今度一緒に行こうと言う事に成ったのだが、今回はその渓に行く予定にしていたのです。
今まで初めて行く渓や高巻きの有る渓には虎ロープを持って行ってたのですが
今春懸垂下降用にザイルにハーケン、エイトカンにカラビナなどの道具を新調したのです。
しかしまだ一度も使う機会が無く倉庫に眠っている状態で、いつ使おうか機会を伺っていたのです。
そして今回の渓は滝が沢山有って、その道具を使う場面も多々有りそうなので、丁度良い機会です。
丁度良いと言うのは、Tさんは釣りだけではなく
冬山や沢登りもやる人なので道具を使いこなすのはお手の物！
そうです。道具の使い方をレクチャーしてもらおうという魂胆なのです。

ところが、何日か前から天気予報がイマイチよろしくない様なのです。
多少の雨はかえってあまごの活性が上がって爆釣することも有るので良いのですが
前日になると大雨洪水雷警報まで出ちゃってます（^^;
もう万事休すってな感じです！
しょうがないのでTさんと連絡を取って相談し、寸又は危険なので中止として
安倍川水系での車横付け釣行に変更いたしました（Ｔ_Ｔ）
車止めで明るくなるのを待って、橋の上から流れを見てみると薄い笹濁りってな感じ♪
イイじゃないの～これは釣れそうだ！
早速支度を済ませ竿を出す事にした。


この川以前にも少し書いた事あるのですが普段はあまごばかり釣れるのですが水が出ると何故か岩魚が良く釣れると言うチョット変わった沢なのです。
しかし一投目で釣れて来たのは可愛いらしいあまごちゃんです。
おかしいな～と思いつつ更にミミズを投入してやると次に釣れたのも、その次に釣れたのもやっぱり小さなあまごちゃん！

今日は骨酒用の岩魚欲しいんだけどな～
そんな事を考えながらリリースを繰り返し釣り進みます。
Tさんも釣れるのはあまごのみのようで、どうやら今日は増水してはいるがあまごの日のようです。


二俣まで来ると落差が出始めました。
気が付くといつの間にか濁りが消えて綺麗な流れに成ってます。
渓が小さく成って来たので仕掛けをチョウチンに変え更につり進みますがやっぱり釣れるのはチビあまごでした。
まあ、釣れるので退屈はしないで楽しむことは出来ます。
少し行くと2段の滝が現われました。滝壷は大物のチャンスです。
Tさんが壷を攻めますが残念ながら反応は無いようです。
滝を直登し落ち口に掛る頼りない木の橋を渡ります。
雨でチョー滑りそうだし、オイラの体重で折れるんじゃないか心配で肝を冷やします。



その先更に落差が出始め少し当たりも増えた感じです。
すでに骨酒用の岩魚は諦めているのですが、あまごの塩焼きは食べたいのでキープサイズを期待します。
良型の付きそうなポイントで粘りますが反応は無く、小さなポイントで小さなアマゴが釣れる感じです。
そのうち滝が現われ少し手前でTさんが良型を釣り上げました。
よ～し、滝壷をって思ったらこの滝には壺は存在しませんでした。
ポイントに成る所も無いので竿を畳んで滝を巻く事にします。
ここでやっちゃったんです。雨で濡れた竿はチョット固着ぎみだったのですが、穂先を仕舞おうと少し強めに力を入れたらバキッだって（^^;
こんな時に限って予備竿も持って来てなく、本日はこれにて終了と相成りました。

本日は狙いの良型岩魚には出会えませんでしたが小さなあまごと戯れて、それなりに楽しいひと時を過ごす事が出来ました。

　　　　
　　　　　おまけ